
Biography
関康隆は日本を拠点に活動する写真家。
1973年 熊本県合志市生まれ。合志市在住。
人々の移動、土地の記憶、個人と社会の境界を主題に長期的な写真プロジェクトを制作している。
Artist Statement
写真を撮ることは、目の前にある現実を記録するだけでなく、その奥に残された記憶や、まだ言葉になっていない感情に触れることだと考えています。
私が見つめてきたのは、人と土地の関係、失われていくものと受け継がれていくもの、そして変化のなかで揺れ動く私たちの帰属意識です。
故郷・熊本を襲った震災は、当たり前の日常にも、いつか終わりが訪れることを気づかせました。身近な人の老いや土地の変化に向き合うなかで、喪失は終わりではなく、残された者が記憶を抱え、世界との関係を結び直していく始まりでもあると感じるようになりました。
近年は、戦後に日本からボリビアへ渡った親族の足跡を辿りながら、故郷を離れた人々の記憶や文化が、世代を越えてどのように姿を変え、新たなアイデンティティとして受け継がれていくのかを探っています。
風景や人物、アーカイブに残された断片を手がかりに、個人の記憶と、その背後にある歴史や社会とのつながりを見つめる。私にとって写真とは、過去を保存するためだけのものではありません。それは、失われたものと現在を結び、私たちがどこから来て、これからどこへ向かい、何に帰属していくのかを問い続けるための表現です。
CV
2026 GFX Challenge Grant Program 2025 — Global Grant Award
2026 グループ写真展「origin」出展
福岡アジア美術館(福岡)
2026 グループ写真展「silent perspectives」出展
NEUTRAL(京都)
2025 個展「あした無にかえる」
NEUTRAL(京都)
2025 グループ写真展「ちょっと、変われる日。2025」出展
Nine Gallery(東京)
2024 グループ写真展「Transcendence/超越」出展
六本木ストライプスペース(東京)
2024 グループ写真展「ちょっと、変われる日。」出展
Nine Gallery(東京)